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MathType と数式エディタ(Microsoft 数式 3.0)の比較
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1. MathType と数式エディタ(Microsoft 数式 3.0)の違いは何ですか?
簡単に言えば、このコンテンツで説明されている機能のすべてはMathType にのみ備わっており、簡易版である数式エディタ(Microsoft 数式 3.0)では一部の機能が限定的に使用できるようになっています。
また1991 年にMicrosoft 社へのライセンス供与を開始し、2008 年に終了するまでの間、特記すべき変更点はありません。(Office 2007 以降の標準数式作成ツールは、Microsoft 社の自社開発のものになります。)
一方、MathType は継続的にアップグレードされ、機能も大幅に改善されています。
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2. MathType を持っていない人でも、それで作成した数式を見ることはできませんか?
MathType の付属フォントをコンピュータにインストールすれば可能です。
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3. Microsoft の数式エディタでMathType の数式を編集することはできますか?
2018 年1 月9 日以降、Microsoft の数式ツールはOMML のみとなりましたが、旧来の数式エディタ(Microsoft 数式 3.0)ともMathType で作成した数式の編集はできません。
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4. MathType をアンインストールして、元の数式エディタ(Microsoft 数式 3.0)に戻すことはできますか?
Microsoft 社は2018 年1 月9 日にアップデータを使ってMicrosoft 数式 3.0 を削除したため、MathType をアンインストールしてもMicrosoft 数式 3.0 に切り替わりません。Microsoft 社の数式作成ツール(OMML)をお使いになるしかありません。
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互換性
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5. タブレットPC でMathType は動作しますか?
Surface シリーズのMicrosoft 製タブレットPCのうち、Surface RT、Surface、Surface 2 では動作しません。特殊なWindows
OS のためです。動作可能なアプリケーションが限定されており、そこではMathType はお使いになれません。
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6. MathType にはどんなアプリケーションが対応していますか?
Microsoft Office のように、MathType がプログラムと一体になって動作するアプリケーションの数こそ限られますが、基本的に「オブジェクトの挿入」、「カット/コピー/ペースト」、「ドラッグ&ドロップ」、「画像ファイルの挿入」、MathML/TeX / LaTeX の変換といった機能のいずれかをサポートするアプリケーションはすべて対応していると言えるでしょう。とはいえ、これらの機能は大抵のアプリケーションに備わっている一般機能なので、ごく一部の特殊な環境とファイル形式で使用するものを除けば、有償無償にかかわらずほとんどのプログラムで、MathType で作成した数式が使用できます。ちなみにMathType が他のどの数式作成プログラムより優れていると評価される理由の一つに、実用性の高さがあります。すなわち作成した数式を、一般的ないしは数学を用いる各分野での汎用性の高いファイル形式で出力できるからです。
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7. MathType と対応するMicrosoft Office のバージョンは?
Windows 用MathType 7 はビルド番号 10.0 から16.0 までの製品版永続ライセンスのMicrosoft Office
のうちWord およびPowerPoint にアドイン対応しており、あたかも本体プログラムの一部のように統合されるとともに、自在かつパワフルな連携ワークがお楽しみいただけます。
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